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Salesforce CMS (Japanese) Accredited Professional 資格合格 勉強体験談

お疲れ様です。

こちらの記事はSalesforce CMS (Japanese) Accredited Professionalの受験を予定している方向けの記事になります。

2023年10月8日にSalesforce CMS (Japanese) Accredited Professional を受験して、合格しました!

前回は9月の上旬に受験しましたが、合格点の70%を取ることができず、不合格となりました。

それから、継続してヘルプの読み込みとハンズオンをやり直し、重要なポイントをエクセル資料にまとめたりして、1回目から一か月後に2度目のチャレンジを行い、やっと合格することができました(ほっ)。

まずはSalesforce CMS (Japanese) Accredited Professionalを取ることとなった背景について説明します。

 

受験した背景

弊社はExperience CloudでSalesforceパートナーとして「Expert」を目指しています。

そのために必要とされているSalesforce CMS (Japanese) Accredited Professional資格保持者5名以上達成することを目標とし、社内メンバーに対する資格キャンペーンを企画しています。

そのキャンペーンの開始前に、私はファーストペンギンとして試験を受けることになりました。AP資格とはどんなもんじゃという事を会社で一番に体験する役割を任されました!

 

資格の概要

Salesforce CMS (Japanese) Accredited Professional 資格はパートナーのみに提供している資格になります。Salesforce CMS 機能を使ったソリューションの提案や設定ができる知識を有することを証明する資格です。

内容: 多肢選択/複数選択方式の 40 問

試験の所要時間: 60 分

合格点: 70%(40問中 28点以上)

受験料: $150

前提条件: なし

また試験前にPC環境のチェックも実施しておかないと当日準備で焦る事なりますので、

Partner Lerning Campの試験ガイドの中の「Accredited Professional マニュアル 」を良く読んでおくとことをお勧めします。

基本的な資格勉強

Partner Lerning Campから試験ガイドがダウンロードできます。その試験ガイドに記載されたオンラインカリキュラムとヘルプページ、そして以下リリースノートをすべて読込み、またQuipのハンズオンも実施します。

CMS機能横断シートの作成

上記の「基本的な資格勉強」の内容は量的にはそこまで多くありませんでした。3日位で完了出来る内容だと思います。

私自身はヘルプを見ながら理解を深めていたのですが、途中で「これさっきも似たようなことが書いてあったけど、仕様はどうだったっけ?」といった疑問が生じ、不明な点を確認するために都度別のヘルプ画面遷移して確認していました。

この作業が少し非効率的に感じられたので、全CMSの機能とそれに関する概要と仕様をまとめたシートを独自に作成しました。

1つのシートにまとめることで、キーワードを検索するだけで必要な機能をすぐに確認でき、効率的に理解を深めることができました。また、試験直前にこのまとめた資料をざっと見直すことで、試験に臨む準備ができました。

以下に、まとめた資料のイメージを示しています。自身でまとめる際の参考にしていただければ幸いです。

Salesforce CMS

デジタルコンテンツの作成、編集、整理、管理を一元的に実行できるハイブリッド型のコンテンツ管理システム (CMS) です。

デジタルエクスペリエンスアプリケーション

デジタルエクスペリエンスアプリケーションでは、以下のメニューにアクセスできます。

Salesforceのヘルプは「ベタ書き」の印象を受けており、私自身情報が「ベタ書き」だとスムーズに頭に入ってこないことがあります。

そのため、上記のように箇条書きで情報をまとめ、自分自身にとってわかりやすい形で記述しました。

追加で勉強したこと

2回試験を受けた印象として、ヘルプテキストやハンズオンで行ったことはもちろん重要ですが、ヘルプの内容を踏まえた応用操作が問われていたと思います。

応用操作とは、実務でやっていれば操作するであろう操作のことです。ただしヘルプには記載していない操作のことです。

コンテンツやコンテンツタイプは追加できますが、削除もできます。では削除はいつでも可能なのか?使用中のコンテンツタイプフィールドの変更削除は可能か?等々です。

Salesforce CMSを実務で使用した経験のある方は、さまざまな操作を行っており、応用にも対応できるでしょう。しかし、実務経験がない方には、さまざまな操作を試してみることをお勧めします。

結果

2回目の結果は以下の通りです。29問正解でした。あと2点落としてたら不合格でした。ただSalesforce CMSの案件が来てもある程度の知識が身に付けられたので、お客様にこの機能を使ったソリューションが提案できそうです!私は教育担当だけど・・・・。

セクション スコア
Salesforce CMS の基礎 80%
Salesforce CMS アプリケーション 71%
コンテンツの作成 73%
コンテンツの整理と管理 100%
コンテンツシンジケーション/インテグレーション 38%
高度なトピック 100%

まとめ

今回の資格試験は、オンラインでの受験でした。私は、オンラインでの受験は初めてでした。オンライン受験では、試験前のやり取りが英語で行われるのですが、それが結構緊張します。2回目はさすがにそんなに緊張しませんでしたが、日本語対応してくれたらいいのになぁって思います。

当資格には過去問情報が一切なく、そういった過去問が存在しない資格への挑戦は初めてだったので、少し不安がありましたが勉強法を自分なりに工夫して合格できたので、過去問を見なくても行けるもんだなと思いました。

今回のSalesforce CMS AP受験はパートナーランクのレベルアップが主目的でしたが、新たな知識を身に付けることができて良い機会だったと思います。

引き続き、Salesforceの資格を取得していこうと思います!

以上、体験談でした。